忍ママ くのいち千の忍活日記
2児のママ、くのいち千の日々の記録です♪
★コドニン★ 『人を破らざるの習い』編
- 2019/03/22 (Fri) |
- 【連載】コドニン |
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忍術には現代でも役に立つものが沢山ある…。
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!
コドニン ~子供と学べる 現代で役立つ忍術~
<日々の生活で役立つ術>編
その6
人を破らざるの習い
相手を立てよう
○なぜ?
人を怒らせても得をしないどころか損をする
=== 解説 ===
『正忍記 下巻 人を破らざるの習い』より
人をやぶれば其の事はかられず、又怒らしすぐせば利を失い、
よの理にたかぶりてなりがたし。故に、ある時はひしぎ、
有る時はそだつる。此のあや述べがたし、察すべき大事なり。
~意味①~
相手を論破したり打ち負かしたりするとそれで関係は終わりとなり、
今後の謀が仕掛けられなくなる。
また怒らせるとその時に損をするのみならず、他の事までうまくゆかなくなる。
相手を時には抑え、時には持ち上げてうまく利用するのが一番である。
(「忍術伝書 正忍記」藤一水子正武著/中島篤巳解読・解説 より引用)
~意味②~
人の心を傷つけてしまえば、自分が実行しようとしていることを叶えることはできず、
また怒らせてしまえば損をするのみならず、他事につけても感情的になってしまって事がうまくいかなくなってしまう。
ゆえに、あるときは相手を抑え、あるときは持ち上げる必要がある。
このさじ加減は難しいので、十分察するべきである。
(「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著 より引用)
さて、今回は人を破らざる習いをテーマに取り上げました!
これは「落第忍者乱太郎」にも(たしか)出てきて
三大忍術書である正忍記に項目として取り上げられるほどの
とっても役立つ忍術です(*^▽^*)
意味(訳)をなぜ2つ載せたのかといいますと、
どっちもいいなー選べない(; ・`д・´)
となったので、両方ご紹介させて頂きました!
まずは①で書いてある内容を知って頂き、
柔らかくより現代で応用しやすい感じに解説されている②を読んで頂ければよいかなぁと思います(*^▽^*)
中島先生の解説のシメには
「人を破らざる」は勝つために機をみて引き下がり、相手を油断させて情報を引出したり、隙を突いたりして勝つ。
(「忍術伝書 正忍記」藤一水子正武著/中島篤巳解読・解説 より引用)
と書かれています。
本当の『勝つ』というのがどういう事なのか、
SNSに蔓延るマウンティング大好きな人達に考えてほしいですね~(; ・`д・´)
山田先生の解説のシメには、
ある人と一緒に仕事をしているときに、その人のミスで失敗したとしても、一方的にけなすようなことをしてはいけません。
必ず逃げ道を作っておいて、絶妙なバランスで厳しくすることと寛容にすることの両方を用い、良好な関係を築いていく必要があります。相手の気持ちも察して対応の方法を考慮すべきです。
(「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著 より引用)
これめっちゃ具体的でわかりやすいですね!
忍者好きな人以外の、すべての人に読んで実践してほしい(`・ω・´)
素晴らしい解説を紹介させていただいたので
あえて私がまとめる必要も無いのですが
一応私的見解も書かせていただきます。
人間関係をより円滑にし、自分もやりやすくする為には、
真正面からバトるよりも、一歩引いて適度に流しつつ自分の持っていきたい方向にうまく誘導するのが良いという事ですね(`・ω・´)
忍って大変だったんですね…
自分が正しいと思えばそれを相手に分からせたいと思う気持ちが生まれるのは当然なのに
その気持ちを抑え込んで、さらにムカつく相手に譲ったりヨイショしたりしなければならなかったなんて…
と、ネガティブに考えると納得いかなくなってくるかもしれませんが、
ポジティブに論理的?に考えてみましょう!
もしも自分の気持ちをぶつけるとします。
言いたいことを言えて一旦は満足するかもしれませんが
恐らく相手も自分の言い分をぶつけてきますよね?
お互い自分が正しい!と意地になってしまうので、平行線のままです。
どちらかが折れたとしても、きっとお互いモヤモヤと嫌な気持ちになっちゃいますよね。
誰しもプライドというものがあると思います。
それをハンマーで叩くようなことを言われたら到底納得なんて出来ないですし
聞く耳を持つどころか戦闘モードになっちゃっても仕方ないですよね。
お互い嫌な思いをするよりは
一旦冷静になって、相手の言動の理由を考えてみれば、
どう持っていけばお互い気分を悪くせずに済むかという糸口がつかめるかもしれません!
相手の気持ちを考えて
相手を立ててあげるようにすれば
相手の態度も柔和になって、話ができるかもしれません!
その途中は自分の気分は決して良くはないかもしれませんが
上手く持っていければ最終的に気分良く過ごせるのではないでしょうか(´▽`*)
相手から吹っ掛けられた場合でも
そんな相手にまともに戦っていては労力の無駄なので
軽くかわして引いたふりをして、なんか言ってるなーとか思いつつうまいこと持っていってしまいましょう(*'ω'*)(雑
しかし、現代ではそこまで自分を押し殺してまでやり遂げなければ死んでしまうという状況はそうそう無いと思います。
それがストレスになると身体に良くないので無理はしないことをおすすめします(*'ω'*)
人間関係って非常に難しいですが、自分が過ごしやすくなる為の知恵の一つとして活用して頂ければと思います!
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!
コドニン ~子供と学べる 現代で役立つ忍術~
<日々の生活で役立つ術>編
その6
人を破らざるの習い
相手を立てよう
○なぜ?
人を怒らせても得をしないどころか損をする
=== 解説 ===
『正忍記 下巻 人を破らざるの習い』より
人をやぶれば其の事はかられず、又怒らしすぐせば利を失い、
よの理にたかぶりてなりがたし。故に、ある時はひしぎ、
有る時はそだつる。此のあや述べがたし、察すべき大事なり。
~意味①~
相手を論破したり打ち負かしたりするとそれで関係は終わりとなり、
今後の謀が仕掛けられなくなる。
また怒らせるとその時に損をするのみならず、他の事までうまくゆかなくなる。
相手を時には抑え、時には持ち上げてうまく利用するのが一番である。
(「忍術伝書 正忍記」藤一水子正武著/中島篤巳解読・解説 より引用)
~意味②~
人の心を傷つけてしまえば、自分が実行しようとしていることを叶えることはできず、
また怒らせてしまえば損をするのみならず、他事につけても感情的になってしまって事がうまくいかなくなってしまう。
ゆえに、あるときは相手を抑え、あるときは持ち上げる必要がある。
このさじ加減は難しいので、十分察するべきである。
(「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著 より引用)
さて、今回は人を破らざる習いをテーマに取り上げました!
これは「落第忍者乱太郎」にも(たしか)出てきて
三大忍術書である正忍記に項目として取り上げられるほどの
とっても役立つ忍術です(*^▽^*)
意味(訳)をなぜ2つ載せたのかといいますと、
どっちもいいなー選べない(; ・`д・´)
となったので、両方ご紹介させて頂きました!
まずは①で書いてある内容を知って頂き、
柔らかくより現代で応用しやすい感じに解説されている②を読んで頂ければよいかなぁと思います(*^▽^*)
中島先生の解説のシメには
「人を破らざる」は勝つために機をみて引き下がり、相手を油断させて情報を引出したり、隙を突いたりして勝つ。
(「忍術伝書 正忍記」藤一水子正武著/中島篤巳解読・解説 より引用)
と書かれています。
本当の『勝つ』というのがどういう事なのか、
SNSに蔓延るマウンティング大好きな人達に考えてほしいですね~(; ・`д・´)
山田先生の解説のシメには、
ある人と一緒に仕事をしているときに、その人のミスで失敗したとしても、一方的にけなすようなことをしてはいけません。
必ず逃げ道を作っておいて、絶妙なバランスで厳しくすることと寛容にすることの両方を用い、良好な関係を築いていく必要があります。相手の気持ちも察して対応の方法を考慮すべきです。
(「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著 より引用)
これめっちゃ具体的でわかりやすいですね!
忍者好きな人以外の、すべての人に読んで実践してほしい(`・ω・´)
素晴らしい解説を紹介させていただいたので
あえて私がまとめる必要も無いのですが
一応私的見解も書かせていただきます。
人間関係をより円滑にし、自分もやりやすくする為には、
真正面からバトるよりも、一歩引いて適度に流しつつ自分の持っていきたい方向にうまく誘導するのが良いという事ですね(`・ω・´)
忍って大変だったんですね…
自分が正しいと思えばそれを相手に分からせたいと思う気持ちが生まれるのは当然なのに
その気持ちを抑え込んで、さらにムカつく相手に譲ったりヨイショしたりしなければならなかったなんて…
と、ネガティブに考えると納得いかなくなってくるかもしれませんが、
ポジティブに論理的?に考えてみましょう!
もしも自分の気持ちをぶつけるとします。
言いたいことを言えて一旦は満足するかもしれませんが
恐らく相手も自分の言い分をぶつけてきますよね?
お互い自分が正しい!と意地になってしまうので、平行線のままです。
どちらかが折れたとしても、きっとお互いモヤモヤと嫌な気持ちになっちゃいますよね。
誰しもプライドというものがあると思います。
それをハンマーで叩くようなことを言われたら到底納得なんて出来ないですし
聞く耳を持つどころか戦闘モードになっちゃっても仕方ないですよね。
お互い嫌な思いをするよりは
一旦冷静になって、相手の言動の理由を考えてみれば、
どう持っていけばお互い気分を悪くせずに済むかという糸口がつかめるかもしれません!
相手の気持ちを考えて
相手を立ててあげるようにすれば
相手の態度も柔和になって、話ができるかもしれません!
その途中は自分の気分は決して良くはないかもしれませんが
上手く持っていければ最終的に気分良く過ごせるのではないでしょうか(´▽`*)
相手から吹っ掛けられた場合でも
そんな相手にまともに戦っていては労力の無駄なので
軽くかわして引いたふりをして、なんか言ってるなーとか思いつつうまいこと持っていってしまいましょう(*'ω'*)(雑
しかし、現代ではそこまで自分を押し殺してまでやり遂げなければ死んでしまうという状況はそうそう無いと思います。
それがストレスになると身体に良くないので無理はしないことをおすすめします(*'ω'*)
人間関係って非常に難しいですが、自分が過ごしやすくなる為の知恵の一つとして活用して頂ければと思います!
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