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忍まま千 忍活日記

くのいち千が母になりました! その日々の記録です♪

【ガラピコにんじゃしゅぎょう】’19,4/2 『川わたり』

さて、先日から始まった新コーナー
『ガラピコにんじゃしゅぎょう』

気になる術が登場したので
解説…というほどではないですが
実際の忍術と合わせてご紹介したいと思います!!

第一回目のタイトルは

『川わたり』

最初の、川の流れを読む修行というのは
布でできた川をふわりと持ち上げ
そのタイミングを見計らって潜り抜けるというものでした

まずはガラピコのお手本


そして杏月忍者さんとこども忍者くんがチャレンジ!


こちらに関しては実際の忍術と関連付くところはないのですが、

気になったのは次の
『犬走りの術』

川を犬走の術で登るのだ!
ガラピコにタッチできれば合格。
という事で、まずは杏月忍者さん


そしてこども忍者くん


この『犬走りの術』
実は忍者の走り方の1つとして存在しています!
出典についてはわからなかったのですが
『イラスト図解 忍者 川上仁一監修』
『忍者修行マニュアル 山田雄司監修』
『忍術教本 忍びの秘伝 黒井宏光著』
などいくつもの忍者本に登場しています。

その中から解説を引用します。

==================
忍者は屋敷の床下など立って歩けないような場所でも、
犬の歩き方をまねて四つん這いになった「犬走(いぬばしり)」で自在に歩いた。
敵の攻撃をかわすため、四つん這いで前後左右に跳ぶ訓練もした。
(『忍術教本 忍びの秘伝 黒井宏光著』より引用)
==================

という訳で、この犬走りの術はれっきとした忍者の走法の一つなのです!
杏月忍者さんの犬走りは膝をついているので、
忍者の『犬走り』とは違いますが、
こども忍者くんの犬走り完璧!!(*^▽^*)

ちょっと嬉しい忍まま千なのでありました(`・ω・´)


※ブログ中の写真は、2019年4/2のNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の放送を写真撮影、一部加工して引用させて頂きました
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NHK Eテレ おかあさんといっしょ『ガラピコにんじゃしゅぎょう』

さて新年度になり、颯もお世話になっているEテレ『おかあさんといっしょ』に新しいコーナーができました!

なんとその名も『ガラピコにんじゃしゅぎょう』!!


コーナーの紹介ページは
>こちら<

忍ままとしては見逃せない!!
という事でレポってみました(*^▽^*)

コーナーは
「忍者修行で心と体を鍛えるでござる」
というガラピコのセリフから始まります!


出演は、
忍者モードのガラピコと体操のおにいさんおねえさんの誠忍者さん&杏月忍者さん
それと「こども忍者」のお子さん

ガラピコの一人称は『拙者』でござる口調

返事は「はい」の代わりに印を結びながら「ニンッ!!」


内容は忍者をテーマにして楽しく運動にチャレンジしようという感じでした!

最後は忍者のおにいさんおねえさんがカッコいいアクロバットを見せてくれて


はいポーズ(*^▽^*)


うーんかっこいいー!
面白いコーナーでした(*^▽^*)





このコーナーの監修・指導をされている皆さんのお名前が出ていたので
ちょっとググってみました(*^▽^*)
(あくまでも千調べという事で、人違いだったらごめんなさいm(_ _)m)

アクション指導の大島さんという方は、
ショーや演出、アクロバットコーディネートなどを手掛けておられる会社で
長年、おかあさんといっしょにステージに関わっておられるようです!

監修のお二人は幼児の運動に関するスペシャリストのようで、
さすが、おかいつ…という感じですね(*^▽^*)

堀内さんのブログでガラピコにんじゃしゅぎょうの記事を見つけたのでご紹介を!

以下は堀内さんのブログ記事(https://ameblo.jp/undouhoikusi1009/entry-12451232416.html)
からの引用なのですが

==================
ガラピコにんじゃしゅぎょうは
「背伸びして挑戦する」
「新たな自分が挑戦する」ことをコンセプトにしています。

プレイリードの視点としては


なりきる(忍者)世界に案内された子ども達。
子ども達は忍者になりきる中で、ありのままの自分より少し背伸びして、もしくは新たな自分を引き出して運動遊びに挑戦していきます。

==================
と書かれており、
私、はっと気づきました。

『おかあさんといっしょ』は、2歳から4歳児を対象とした教育エンターテインメント番組です。低年齢児にふさわしい情緒や表現、言葉や身体などの発達を助けることをねらいとしています。
(おかあさんといっしょホームページより引用 https://www4.nhk.or.jp/okaasan/

上記がおかあさんといっしょの概要です。

当たり前の事なのですが、
『ガラピコにんじゃしゅぎょう』というコーナーは、
堀内さんのブログに書かれている通り、
『子供が運動遊びに挑戦する』という事が重要視されている部分であって、
ここでの『忍者』というコンテンツは、あくまでも子供の興味を引くきっかけであったり、集中するためのものなので、
ここで表現されている忍者の真偽はさほど重要ではないんですよね…

このコーナーを見る子供たちや親にとっては、
忍者ポーズの印が一本指だろうが右手が上だろうが関係無い訳で…
「本当の忍者の刀印は指二本で左手が上だと言われているんだぞー!」
なんて言うのは野暮といおうか、求められているのはそこじゃないんですよね~。
(刀印についても今忍者界隈で議論が交わされているのでこれから変わってくるかもですが)


なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが…!!

別に、このコーナーに文句があるとかそういう訳ではなく、
何が言いたいのかと言いますと…

①忍者が取り上げられて嬉しい(´▽`*)
②子供が楽しみながら運動能力向上させられる良いコーナーだ!
③でもでも、せっかくだから忍者の部分ももうちょっと史実寄りにしない?
④日本忍者協議会さんも忍者部分の監修に入って貰おうよー

と、密かに夢を膨らませたのでした(´▽`*)


実は一回目に取り上げられていた『犬走りの術』って実際にあるので、
来週の放送、期待しています(*'ω'*)


せっかく忍者関係のコーナーが始まったので、ここは忍まま千の出番ではっ!?
可能な限り、毎週、このコーナーのレビューや忍術解説的なものを勝手にやってみようと思います!
よろしければご覧いただければ幸いです(*'ω'*)


そして、来週から颯の幼稚園が始まるので、
『幼児向け忍者修行紹介 by 忍まま千』
的な連載もやっていければなぁと思っています♪

頑張るぞー(`・ω・´)



※画面キャプチャ下手でごめんなさい
※ブログ中の写真は、2019年4/2のNHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の放送を写真撮影、一部加工して引用させて頂きました

★コドニン★ 『人を破らざるの習い』編

忍術には現代でも役に立つものが沢山ある…。
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!

コドニン
~子供と学べる 現代で役立つ忍術~

<日々の生活で役立つ術>編

 
その6


人を破らざるの習い
 

相手を立てよう

○なぜ?
人を怒らせても得をしないどころか損をする


=== 解説 ===

『正忍記 下巻 人を破らざるの習い』より

人をやぶれば其の事はかられず、又怒らしすぐせば利を失い、
よの理にたかぶりてなりがたし。故に、ある時はひしぎ、
有る時はそだつる。此のあや述べがたし、察すべき大事なり。

~意味①~
相手を論破したり打ち負かしたりするとそれで関係は終わりとなり、
今後の謀が仕掛けられなくなる。
また怒らせるとその時に損をするのみならず、他の事までうまくゆかなくなる。
相手を時には抑え、時には持ち上げてうまく利用するのが一番である。

(「忍術伝書 正忍記」藤一水子正武著/中島篤巳解読・解説 より引用)

~意味②~
人の心を傷つけてしまえば、自分が実行しようとしていることを叶えることはできず、
また怒らせてしまえば損をするのみならず、他事につけても感情的になってしまって事がうまくいかなくなってしまう。
ゆえに、あるときは相手を抑え、あるときは持ち上げる必要がある。
このさじ加減は難しいので、十分察するべきである。

(「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著 より引用)



さて、今回は人を破らざる習いをテーマに取り上げました!
これは「落第忍者乱太郎」にも(たしか)出てきて
三大忍術書である正忍記に項目として取り上げられるほどの
とっても役立つ忍術です(*^▽^*)

意味(訳)をなぜ2つ載せたのかといいますと、
どっちもいいなー選べない(; ・`д・´)
となったので、両方ご紹介させて頂きました!

まずは①で書いてある内容を知って頂き、
柔らかくより現代で応用しやすい感じに解説されている②を読んで頂ければよいかなぁと思います(*^▽^*)


中島先生の解説のシメには

「人を破らざる」は勝つために機をみて引き下がり、相手を油断させて情報を引出したり、隙を突いたりして勝つ。
(「忍術伝書 正忍記」藤一水子正武著/中島篤巳解読・解説 より引用)

と書かれています。

本当の『勝つ』というのがどういう事なのか、
SNSに蔓延るマウンティング大好きな人達に考えてほしいですね~(; ・`д・´)


山田先生の解説のシメには、

ある人と一緒に仕事をしているときに、その人のミスで失敗したとしても、一方的にけなすようなことをしてはいけません。
必ず逃げ道を作っておいて、絶妙なバランスで厳しくすることと寛容にすることの両方を用い、良好な関係を築いていく必要があります。相手の気持ちも察して対応の方法を考慮すべきです。
(「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著 より引用)

これめっちゃ具体的でわかりやすいですね!
忍者好きな人以外の、すべての人に読んで実践してほしい(`・ω・´)



素晴らしい解説を紹介させていただいたので
あえて私がまとめる必要も無いのですが
一応私的見解も書かせていただきます。

人間関係をより円滑にし、自分もやりやすくする為には、
真正面からバトるよりも、一歩引いて適度に流しつつ自分の持っていきたい方向にうまく誘導するのが良いという事ですね(`・ω・´)

忍って大変だったんですね…

自分が正しいと思えばそれを相手に分からせたいと思う気持ちが生まれるのは当然なのに
その気持ちを抑え込んで、さらにムカつく相手に譲ったりヨイショしたりしなければならなかったなんて…

と、ネガティブに考えると納得いかなくなってくるかもしれませんが、
ポジティブに論理的?に考えてみましょう!

もしも自分の気持ちをぶつけるとします。
言いたいことを言えて一旦は満足するかもしれませんが
恐らく相手も自分の言い分をぶつけてきますよね?
お互い自分が正しい!と意地になってしまうので、平行線のままです。
どちらかが折れたとしても、きっとお互いモヤモヤと嫌な気持ちになっちゃいますよね。

誰しもプライドというものがあると思います。
それをハンマーで叩くようなことを言われたら到底納得なんて出来ないですし
聞く耳を持つどころか戦闘モードになっちゃっても仕方ないですよね。

お互い嫌な思いをするよりは
一旦冷静になって、相手の言動の理由を考えてみれば、
どう持っていけばお互い気分を悪くせずに済むかという糸口がつかめるかもしれません!

相手の気持ちを考えて
相手を立ててあげるようにすれば
相手の態度も柔和になって、話ができるかもしれません!

その途中は自分の気分は決して良くはないかもしれませんが
上手く持っていければ最終的に気分良く過ごせるのではないでしょうか(´▽`*)

相手から吹っ掛けられた場合でも
そんな相手にまともに戦っていては労力の無駄なので
軽くかわして引いたふりをして、なんか言ってるなーとか思いつつうまいこと持っていってしまいましょう(*'ω'*)(雑


しかし、現代ではそこまで自分を押し殺してまでやり遂げなければ死んでしまうという状況はそうそう無いと思います。
それがストレスになると身体に良くないので無理はしないことをおすすめします(*'ω'*)
人間関係って非常に難しいですが、自分が過ごしやすくなる為の知恵の一つとして活用して頂ければと思います!

★コドニン★ 『正心(現代ver.)』編

忍術には現代でも役に立つものが沢山ある…。
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!

コドニン
~子供と学べる 現代で役立つ忍術~

<忍術を使う心構え>編

 
その5-2

正心(現代ver.)


現代では忍術を生活の知恵として使おう!


====================

記念すべき連載1周年の回は、
正心の現代ver.編です!

ずっと書きたかったけどまとめるのが難しいテーマなので避けてきたのですが(笑)

ここ数年で、忍者関係の本がたくさん発売されて参考文献が増えたので、
諸先生方のお力を勝手にお借りしてまとめたいと思います(*^▽^*)


さて前回、過去編では『忍術は大義の為に使うもの』とまとめましたが、
現代では忍術をどのように使うべきなのでしょうか?

まず前提として忍術とは何か?という事なのですが、
川上先生の著書「忍者の掟」には、『生活の中で身に付ける総合的な生存技術』と、
中島先生の著書「忍者を科学する」には、『総合生活術的な性格も内包しています』
と書かれています。

今までにコドニンで取り上げて来た内容からもお判りいただけると思うのですが、
忍術からは実に様々な『生きていく為の知恵』を学ぶことが出来るのです(`・ω・´)


前回の終わりに少し書きましたが、
過去の忍び達は、正心を持って忍術を使ってきたのですが、
大義があっても、それは現代では通用しないですよね。


そこで今回は、現代版の正心を考えてみました!

★忍術は倫理をもって使う事
★忍術を犯罪などに悪用しない、他人に害を与えない事
★忍術は自分や大切な人達が楽しく幸せに暮らしていく為の生活の知恵として活用する事

こんな感じでいかがでしょうか(`・ω・´)


というわけで、コドニンではこれからも現代生活に役立つ忍術をご紹介していきたいと思います!
今後ともよろしくお願いします(*^▽^*)

【忍器解説】苦無とは

くのいち千の『忍器』解説コーナー!!

苦無編

苦無(くない)とは…

忍者が使った登器。
質の良い鋼で出来ており、近接武器や投擲武器として使ったり
穴を掘ったり、壁を壊したり、石垣などを登る際に打ち込んで手がかりとしたり
さらには火打ちがねとしても使われるなど、様々な用途に使えた便利な道具である

形はスコップ状のものや、くさび状のものなどがあり
大きさも様々で用途に応じて使い分けられていた


===解説===

上記の説明を書くにあたり、以下の書籍等を参考にしました!


★『【決定版】図説・忍者と忍術 忍器・奥義・秘伝集』より

質の良い鋼で出来ており、手に持って武器とするだけでなく、
手裏剣のように打つこともできた。
また、穴を掘ったり塀を壊す壊器としてや石垣に穿(うが)って手がかりとする登器として、さらには火打ち手鉄(がね)としても使えた。


★『巻第十八 忍器一 登器編』より

七、苦無図説

この製法は長さ一尺二寸、或は一尺六寸の大きさである。
鉄で作る。図左端の箆(へら)苦無も同じ〔握りやすく、操作しやすい約二の腕長の両刃の尺鉄。投げたり、打ったり、掘ったり、岩間に打込んで支えにして登ったり、また召捕で挫(ひしぎ)術などでも使える〕。
(「完本 万川集海」中島篤巳著より引用)

図をまるまる載せるのはさすがによろしくないかと思ったので、
写してみました(`・ω・´)

右の3つが万川集海に載っていた図なので、
上記『図左端』というのは下図中央の事です!

左の2つは「乱太郎の忍者の世界」尼子騒兵衛 著 より、
右の3つは「完本 万川集海」中島篤巳 著より


形状はスコップっぽい形の物から、くさびっぽいものまでいろいろあったようですね!


サイズについてですが、
万川集海に記載されている寸法を換算してみると…

★一尺二寸→約36.36センチ
★一尺六寸→約48.48センチ

私が販売している苦無(約25.5センチ)と40センチ定規を比較すると


うわぁこんなに大きいのか…(; ・`д・´)


定規を苦無に見立てて構えると


うわぁ強そう(; ・`д・´)

最初の説明書きを引用した「【決定版】図説・忍者と忍術 忍器・奥義・秘伝集」にも、
『全長:395ミリ』
と記載されていたので、実際の苦無はそれぐらいがオーソドックスなサイズだったようですね!

ちなみにその本には、

20センチほどの小さなタイプのものは”飛び苦無”という術(苦無に縄を巻き付けて高所に打ち込み、その縄を使って登る)に使うなどした。

とも書かれています。

用途に応じて様々なサイズのものを使い分けていたようです(*^▽^*)


参考文献:
「完本 万川集海」中島篤巳著
「【決定版】図説・忍者と忍術 忍器・奥義・秘伝集」株式会社 学習研究社
「乱太郎の忍者の世界」尼子騒兵衛 著

プロフィール

HN:
くのいち千
性別:
女性
職業:
主婦くのいち
趣味:
忍活
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