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忍まま千 忍活日記

くのいち千が母になりました! その日々の記録です♪

★コドニン★ 精神統一『息長(おきなが)』編

忍術には現代でも役に立つものが沢山ある…。
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!

コドニン
~子供と学べる 現代で役立つ忍術~

<日々の生活で役立つ術>編

 
その3-2
精神統一



息長(おきなが)



=== 解説 ===
「息長」は、短く吸ってから、とにかく長く息を吐くという呼吸法だ。
-中略-
上達すると運動の直後にもでき、呼吸を素早く整え、呼吸音が消せるという。
科学的には、実験によってリラックス効果があることが明らかになった。
また、熟練者になると呼吸中の感覚が鋭敏になるという実験中の証言から、ある種の瞑想状態になるための呼吸ともいえそうだ。
(『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』より引用)

今回も、前回に引き続き精神統一のお話です!
以前テレビで川上先生が実演されているのを見たことがあり、ずっと気になっていた方法です。


こちらも三重大学で行われた実験についてご紹介します!
--------------------
~実験概要~
5人の熟練忍者に息長をやってもらい、その時の脳波と自律神経機能を測った。

~実験結果~
・脳波の変化
眠気やリラックスをしたときに脳から出るθ波、同じくリラックスした時に出るαとα2が増加し、
反対にイライラや緊張を示すβ波は減った。

・副交感神経機能と交感神経機能の変化
リラックスを表す副交感神経の値が増え、興奮や緊張を表す交感神経機能の値が低下した。

~結論~
実際にリラックス効果はある。
15分後頃からリラックス効果が進んでいる。
眠気を表すθ波が増加しているにも関わらず、被験者全員が「眠気がなく、むしろ感覚が鋭くなっていた」と話したので、非常にリラックスした一種の瞑想状態と推測できる。
(『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』より)
--------------------
出た!5人の熟練忍者(; ・`д・´)
気になる…(笑)

リラックスするだけだはなく感覚が鋭くなるとは…!
これは習得できればかなりの効果が期待できるのではないでしょうか( *´艸`)


ちなみに習得方法は、
鼻の頭に細くさいた紙を付けて、弱い息でたなびかせ続ける修行によって身に付ける。
(『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』より引用)
…そうです!

ただ、
かなりつらく苦しい呼吸で、とても一朝一夕で身に付けられるものではない。
という記載もあります。

実際、以前真似をしてやってみたことがありますが、
ゆっくり長く息を吐くというのが思った以上につらくめっちゃ苦しいです((+_+))

効果を期待できるレベルまで習得するのはかなり困難かもしれませんが、
チャレンジしてみる価値はあるかもしれません♪
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★コドニン★ 精神統一『九字護身法』編

忍術には現代でも役に立つものが沢山ある…。
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!

コドニン
~子供と学べる 現代で役立つ忍術~

<日々の生活で役立つ術>編

 
その3-1
精神統一



九字護身法

臨・兵・闘・者・
皆・陣・烈・在・前



=== 解説 ===
忍者が使ったとされる最も有名な印と呪文といえば「九字護身法」である。
やり方は「臨(りん)・兵(ぴょう)・闘(とう)・者(しゃ)・皆(かい)・陣(じん)・烈(れつ)・在(ざい)・前(ぜん)」の九字を表す印を結び、次いで刀印を結び九字を唱えながら空を切る。
元々は密教の厄除けのおまじないで、忍者はこれを戦いの前に行い、精神を集中させていたという。
(『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』より引用)

さて、前回『怒車の術』の終わりに予告した通り、
カーっとなった時の忍者的対処方法をご紹介します!

それはズバリ『九字護身法』です!
この方法についても、忍者好きの間では有名な話ですが、
代表的な忍術書には記述は出てこず、別のちょっとした呪文が出てくる程度だそうです。
(『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』より)

印を結び、密教の呪文である真言を唱えれば、大日如来や摩利支天といった仏の加護が得られると忍者は信仰した。
信仰は、己の弱い心のより所で、臆した時に勇気を奮い立たせるなど、精神をコントロールする原動力になる。
眉唾に聞こえるかもしれないが、「あきらめたらそこで終わり」とは言ったもので、気の持ちようは状況に作用するものなのだ。
(『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』より引用)


今回は引用だけですべてが終わってしまいそう!

上記について、三重大学の医学系研究科教授が実証実験を行っておられます。
全部乗せるわけにもいかないので、詳しくは引用元の本をご参照頂きたいのですが、
実験内容と結果について簡単にご紹介します(*'▽')

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~実験概要~
印を結んだ時の脳波と自律神経機能の変化を調べる

~条件等~
・被験者は熟練忍者5人+一般人10人
・それぞれの脳波と心拍の周波数を図る
・データは忍者と一般人、それぞれの平均値

~実験内容~
A、印を結んだ時の効果を調べる
B、印を結んだあとストレスをかけるとどうなるか
C、印を結ばずにストレスをかけるとどうなるか

~実験結果~
A:はじめの10分くらいは集中とリラックスが高まる。
BとCの比較:印を結んだ方がストレス耐性が高くなる。

(『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』より)
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ちょっとまって!
熟練忍者5名が誰なのかめっちゃ気になるんですけど(笑)
1名は川上先生だと思うけど…

というわけで、熟練忍者だけではなく、一般人にも印と呪文の効果はあるようです!
それはとても興味深い結果だと思います。

できれば熟練忍者と一般人の結果を分けて欲しかった。。。

現代社会においては、正直なところ密教に対する信仰がある人などほとんどいらっしゃらないと思うのですが、それにも関わらず効果が出ているというのは、
『印を組む』という特別な行動をすることで、注意がそちらにそれたり、プラシーボ効果が発動したりしているのではないかなぁと個人的には思います!

現代では1970年代にアメリカで生まれたといわれる「アンガーマネージメント」なる怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングが注目されており、それによると怒りのピークは6秒だそうで、それを乗り越えるトレーニングをしたりするそうです。

それを聞いた時、九字めっちゃ理に叶ってるやん!と思いました。
そんな九字護身法をはるか昔の忍者たちは行っていた…
やっぱ忍者凄いなぁ( *´艸`)
と、一人盛り上がってしまいました!



さて、その九字護身法ですが、
具体的にどうやるのかと言いますと、
実に様々でして…

そもそも印を結んで九字を唱えるだけでは正式な九字護身法とは言えず、
印を結んだあと刀印で早九字を切ったりさらに呪文や印を結んだりというちゃんとした工程があるそうで…。
(むしろ安易に九字だけ切るのは危ないと忍友の山伏氏が言っていた)
私はあまり詳しくないので、不安だったり興味がある方はぜひ詳しく勉強してみてください!

気にしない方へ九字の印の結び方についてなのですが、
実は印にもかなり様々あり、参考文献によって指の位置や手の組み方などが違っています。
…正直これってもう何でもいいんじゃね?と思ってしまったのは内緒

参考に私が覚えた印の組み方を動画にアップしようかと思ったのですが、
動画用にゆっくり組もうとしたら途中で分からなくなって断念しました!
覚えたい方は、ご自分が信頼する本や、忍者さんのものを選んで覚えて下さい(雑

九字切りちょっとこわいなぁという方は、
腹が立った時に行う独自の行動を決めておいてそれを実行する…。
などでもよいのではないでしょうか!
もはや忍者関係なくなってしまったけど((+_+))


余談ですが、友人の山伏氏のガチな九字護身法、めっちゃかっこいいっす!!
九字護身法が見たい方は、私に知識がないのでフルバージョンなのかはわかりませんが、伊賀流忍者屋敷で阿修羅さんが行っているショーの冒頭でも九字護身法が出てきます。

九字護身法について学びたい方は、
忍友の忍者 青龍窟さんの忍術教室や、相模さんの講座などでやっていたりしますので、チェックしてみてください!
忍者 青龍窟さん @3618Tekubi
相模さん @ninja_sagami


ちなみに私は信仰心は皆無なのですが、印を結んで九字を唱えると、立派な忍者でなければならない的な意識になり、心を落ち着かせるのにとても効果を感じています!!
子育てでイライラしがちなお父さんお母さんにもおすすめです♪
現代では現代の新しい九字護身法の利用の仕方があってもいいのかなぁと思ったりします( *´艸`)
※あくまでも個人的な見解ですのでご容赦ください(; ・`д・´)
 山伏氏怒らないでください(; ・`д・´)
 また何かあっても責任は負いかねますので、皆様自己責任でお願いしますm(__)m


さて、ちょっと今回は長くなってしまいました。
次回もどうぞお楽しみに~(*'▽')


参考文献:
『The NINJA -忍者ってナンジャ!?- 公式ブック』

【製作】くのいち装束完成!!

最近コドニン以外の記事を書いていないのでたまには…。

昨日、ご依頼いただいていた装束をやっと仕上げることができました!
諸事情により途中しばらく作業ができなかったこともあり、
3か月かかってしまいました(--;

大変お待たせして申し訳ありませんでしたm(_ _)m

今回の装束は、とっても美し可愛い桃色♪

こんな模様です!
 

…何柄なのかわからないのがもどかしい(笑)


こんな感じに仕上がりました♪
 

お上品な桃色( *´艸`)


依頼主さまに許可を頂いて試着してみました♪

久しぶりのくのいち装束(*^_^*)

若い色ではありますが、華美すぎないのでママでもいけます!(とおもう(笑)

何気に転がっているにんじゃえもん(^_-)-☆

★コドニン★ 五車の術『怒車の術』編

忍術には現代でも役に立つものが沢山ある…。
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!

コドニン
~子供と学べる 現代で役立つ忍術~

<日々の生活で役立つ術>編

 
その2-2
五車の術



怒車の術
怒りに飲まれない事!


○なぜ?
怒りは冷静な判断を失わせる為
またストレスとなり、無駄な労力を使ってしまう為


=== 解説 ===

『五車の術』とは、
「喜・怒・哀・楽・恐怖」という、普通の人間にはコントロールするのが難しい感情を利用することで人を操る術のこと。
(「イラスト図解 忍者」川上仁一監修 より引用)

今回はその五車の術の中から『怒車の術』を!

怒車の術とは「人を怒らせて平常心を失わせて隙を作る」という術なのですが、
現代において人を怒らせて自分に有利になることというのが思いつきませんでした!

が、この術から学べることはあります!

怒らせて有利になることが無いと思われる現代社会ですが、
イラッとする機会が以前に比べて物凄く増えていると感じます。

例えば、SNSをしていると気が付くのですが、
誰かが何かを呟いた事に対して、
物凄い勢いで反論してくる人いますよね( ˘•ω•˘ )
俗に言うマウントを取りたがる人…何か楽しいのか知りませんが、すごく多いように感じます。

自分に言われた訳で無くても、そういうやり取りを見ているだけでも、
「そんな言い方しなくても良くない?(-"-)」と腹が立ったりします。

そんな時、まんまと腹を立ててしまっては相手の思うつぼです!
怒るだけ無駄です!
なので、怒りは沈めて華麗にスルーできるようになることが
今の世の中を上手に生きていくコツかなぁと思います(*'ω'*)

ではカーッとなった時、どのように精神を落ち着かせればよいのか…?

まだ五車の術の途中ではありますが、次回、オススメの忍者風対処法をご紹介します(*^▽^*)
お楽しみに~(^_^)/

★コドニン★ 五車の術『喜車の術』編

忍術には現代でも役に立つものが沢山ある…。
というわけで、忍まま千が選ぶ知っておきたい忍術シリーズ!!

コドニン
~子供と学べる 現代で役立つ忍術~

<日々の生活で役立つ術>編

 
その2-1
五車の術



喜車の術
人を褒めよう!



○なぜ?
褒められて嫌な気分になる人はいないので、対人関係を良好に保てる

○注意点
わざとらしすぎるおべっかは逆効果になることがある



=== 解説 ===

『正忍記 下巻 無門の一関』より

さとりにくきは人のこころなり。
その事を語らせんとする時は、猶深くかくす。
故に、まず余ごとを語りて其の事を引き出し、其の利におごらしめよ。
言のはしを求めて是をゆるすべからずと云。
<中略>
人に逢うては、当流の車にかくると云習いを煉熟(れんじゅく)して、
耳にかからず敵の心にあたらぬ様に忍び入るべしとなり。

~意味~
悟りにくいのは人の心である。
自分の聞きたいことを語らせようとすると、なおさら深く隠してしまう。
であるから、まず他のことを話してから本筋を引き出し、相手をほめて気持ちをおごらせよ。
聞きたい内容に関する言葉の端々を聞き逃してはならない。
<中略>
人に会ったら、当流の「人を車にかける」という習いを習熟して、
察知されずに敵に気づかれないように忍び込むようにすべきである。
(「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著 より引用)



前回の予告で次回は『正心』について書くと宣言しましたが、
正心は忍者にとって一番重要なお話で、まとめきれなかったのでまた今度にしますm(_ _)m

かわりに、全5回にわたりまして、『五車の術』をお送りいたします!

『五車の術』とは、
「喜・怒・哀・楽・恐怖」という、普通の人間にはコントロールするのが難しい感情を利用することで人を操る術のこと。
(「イラスト図解 忍者」川上仁一監修 より引用)

五車の術は、忍者好きなら誰でも知っていて、どんな忍者本にも登場するほどメジャー(?)な忍術だと思います。
しかし、万川集海を見ても、正忍記を見ても『五車の術』という表記がありません!

三重大学の山田先生にお尋ねしてみたところ、
五車の術は忍術書にはなく、どうやら近代以降に作られたものらしいとの事でした。
(山田先生、ご多忙な中ご回答くださりありがとうございましたm(_ _)m)

これはびっくりでした(゚Д゚;)
(そしてブログネタに選んだ事を少し後悔しt…)

…といいつつも、伊賀で開催されている忍者忍術講座を度々受講していると、
「実はこれは後世に作られたもので…」
という話が多々出てくるので、そんなに不思議な事ではないなぁとも思いました。

また時間を見つけて、初めて『五車の術』という名称が使われたのが何であったのか、調べてみたいなぁと思います。
(といいつつなかなか調べないと思うので、ご存知の方がいらっしゃいましたら是非是非教えて下さいm(_ _)m)


今回取り上げる『喜車の術』とは、
「人をおだてて喜ばせて操る」という術で、
似たような感じの術がありましたので、そちらを解説に取り上げました!
ちなみに『人に車をかける』というのは、『相手を持ち上げてもてあそぶ』という事だそうです。
(『忍術伝書 正忍記』中島篤巳解読・解説より)


つまり、
『相手をほめて気分良くさせ、自分の都合の良い方向に物事を進めよう』
という事ですね(`・ω・´)

こうやって書くとなんかすごく腹黒い術に感じてしまいますが、
人をほめることを普段からできるようにしておくと、
日常生活を楽しく送れるようになると思います。

例えば、TwitterなどのSNSでは、
何か呟けばいちいち叩きに来る人いますよね…。
次回取り上げる『怒車の術』をかけているわけでなく、
ただただ気分を悪くするようなリプを送ってくる。
なぜそんな無駄なことをするのかわかりませんが、
これでは何も得るものが無いどころか、人からの評価を著しく下げてしまいます。

実際人と話していても、相手をけなしたり、相手の意見を真っ向から否定したり…
そういうことをするよりも、
「だんぞうくん、そんなに高く飛べるなんてすごいね!」
「ちよじょちゃん、面倒見がよくて優しいねぇ!」
などと、相手の良いところを見つけて指摘できると、
相手も気分が良いし、自分も気分良く過ごせると思います。

これは子育てにも応用でき、
子供の良いところを見つけてほめて伸ばしてあげられますよね。


現代社会、嫌な事を言われる事も沢山ありますが、
自分はそんな嫌な人にならず、少しでも気分良く生きていきたいなぁと思います(´▽`*)


参考文献:
「忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く」山田雄司著
「忍術伝書 正忍記」中島篤巳解読・解説
「イラスト図解 忍者」川上仁一監修

プロフィール

HN:
くのいち千
性別:
女性
職業:
主婦くのいち
趣味:
忍活
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